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海外勤務を経験することについて [法務]

今勤務している会社では、中国への事業展開に注力し始めています。法務部からも管理部門のマネージャー候補が選ばれる可能性があり、誰が行くことになるかといった噂が立ち始めています。おそらく20代後半の若手社員が選ばれるものと考えられ、候補になりそうな若手社員はかなりビクビクしているようです。私の周りにいる若手社員も、あまり海外勤務には前向きではないようですが、私は20代後半で海外勤務を経験することはその後の人生においてすばらしい財産になると(40代になった今)感じています。私自身の経験を少しだけ書いてみます。
私の場合、26歳のときに、中国の上海にある駐在員事務所の勤務を命じられました。当時は国際本部に勤務していましたので、いつかは海外勤務になるのだろうと感じていましたが、行く先は現地法人のある香港かシンガポールだと思っていたところ、開設されたばかりの上海駐在員事務所だったので、少しは戸惑いもありました。それまで中国には行ったことがありませんでしたし、中国に駐在するための本(当時あったのは「中国の暮らし方」といった本くらいでした)を読むと、「B型肝炎が蔓延している」とか「治安が悪い」とか「英語がまったく通じない」といった内容がほとんどで、不安もありましたが、先輩に中国勤務経験者がいて、その方の流暢な中国語を日々聞いていたので、「中国に住めば自分もあのくらい中国語をしゃべれるようになるかもしれない!」という期待の方が強かったことを覚えています。
出発当日は親友2人(+親友の彼女2人)が会社を休んでまで成田空港に見送りにきてくれました。そこまでしてくれた親友に感動しつつ、上海に飛び立ちました。
初めて降り立った上海は、現在の近代化した雰囲気とは違い、まだまだ「THE中国」という雰囲気でしたが、マンションが決まるまでに住んだホテルも、その後住んだマンション(虹橋という地域にある「国際貿易中心」というビルの30階にある部屋)も非常に充実しており、住むところについては、なんら問題ありませんでした。そのマンションの月の家賃は36万円!。会社もよく出してくれたと思います。また、何より驚いたのは、毎月もらう給料です。日本での給料は年齢と同じ程度だったと記憶していますが、上海で初めて提示された給料の額は、上海で支給される金額が46万円、日本で支給される金額が12万円で、計58万円!!26歳の若造には驚きの金額でした。高級マンションに住んで、高額の給料をもらい、会社でつけてもらった中国語講師から語学も徹底的に教えてもらうことができ、正直こんな恵まれた状況はありませんでした。夜は接待も多かったのですが、上海にはいわゆる中華料理の名店(よく行っていたのは「愚斎閣」。今はもうないようです)やカラオケ(日本のキャバクラのようなもの。今もあるかどうかはわかりませんが、よく使っていたのは「円円倶楽部」)も多く、つらいという印象はまったくといっていいほどありませんでした。2年間の駐在の後半では、日本からの留学生ともつながりができ、日本語でのコミュニケーションもできるようになったことで、日本語が使えないストレスからも解放されました。水だけはなじむことができず、よく食中毒になり苦労しましたが、後半では食中毒にならないための心得が身につき、なんとか切り抜けることができました。人とのつながりも増え、今の人脈にもつながっています。2年経過した時点で「戻って来い」という内示があったときは、がっかりしたくらいです。
若いうちの海外駐在はつらい面も確かにあります。友人と会いにくくなりますし、彼女・彼氏との関係も「超遠距離」になりますので、疎遠になってしまう可能性もあります。国際電話代も馬鹿になりません(私の場合、多いときでは、月に10万円を超えたこともありました…)。それでも、語学力・人脈・危険手当を含んだ高い給料など、それらを上回る多くのものがあります。もし選ばれたなら、絶対断らず、行ってみることをお勧めします(そんなことを書いている自分が選ばれてしまったりして…)。

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