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相手方が起案した書式をできるだけ生かす [法務]

契約書の変更案を作成する際に気をつけているのは、「変更案は相手方が起案した書式をできるだけ生かした形とする。」ということです。例えば、相手方が起案した書式が自社の書式と違っていたとしても、ここでは自社の書式は無視し、相手方が起案した書式を極力生かして変更案を作成します。変更案を受け取った側からすれば、自分が起案した書式をガラッと変えられてしまえば、面白くないと感じるはずです。契約書の起案者はみんなプライドをもっていますし、それぞれの企業によって、契約書の癖があるのは当然のことですので、自社のルールを押しつけるようなことをしてしまうと、交渉が難航してしまいます。何でもかんでも盛り込んだり、自社のルールを押しつけるのではなく、「本当に変更したい点のみを、相手方が起案した書式を極力変えずに主張する」というルールをもっていると、交渉がスムーズになると感じています。

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コメント 2

bou

初めまして。法務の皆様に触発されて最近ブログを始めた者です。
(ロントメチーさんのブログは、ずっと拝読させていただいておりました♪)

今日のエントリー、同感です!
法務さんは、基本的にプライドが高い(といいつつ、オイラもそうです汗)ので、無理に引っかき回すと、相手方も気分が悪いですし、無理にこちらの主張を押しつけたところで、「現実的でない」契約書ができあがるのが関の山だと思っています。

当然、こちら側にリスクがないに越したことはないのですが、リスクを取らずに果実を得るというのも、調子が良すぎの気がします。

どの会社も本当に守りたいモノがあると思いますが、ポイントを押さえる、ということの重要性をより重視したいですね。
by bou (2010-03-14 23:38) 

ロントメチー

bouさん
コメントを頂きありがとうございます!審査意見を付したところについて、営業マンに交渉してもらう場合には、いつも「絶対ここだけは死守して欲しい」といったポイントを伝えるようにしています。絶対に譲れない部分か否かの基準としては、契約によって違いはありますが、共通しているのは「それを譲ってしまっては事業が成立しなくなるような事項であるか否か」といったものです。そうした事項が守れなかった場合には、契約を締結すること自体再検討すべきという見解も示してみたりしています。この点については、決裁権限のない法務部員の判断するところではないので、あまり派手にはできませんが…。
by ロントメチー (2010-03-16 23:58) 

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